仕事着がジャケパンあるいはスーツのメンズは、寒くなったらどうしてる？ ジャケットを暖かい地厚のウール素材にしたり、シャツをタートルネックのインナーにしたり、まぁアウターを着てしまえば寒さはしのげるよな。でも、俺が最強だと思ったのがニットベスト。なかでもユニクロの「エクストラファインメリノVネックベスト」は文句なしのニットベストだった。
秋冬のジャケットスタイルで肩こってませんか？
テーラードジャケットって、着ればなんとなく決まるしポケットもいっぱいついているしで、特にビジネスの現場では便利だよね。フォーマル寄りのアイテムだから、サイジングもきちんとした感がある。
このきちんと感を演出しているのが、アームホール、腕・脇まわりのタイトさ。フィットしてるとタイトでも腕が回しやすいから不思議。ジャケットってほんとにしっかり作られてる。
でも、秋冬になってジャケットの生地がツイードとかになってくるとしなやかさは少し落ちてくる。インナーにヒートテックやらセーターなんて着こんだ日には肩が動かしにくくなる。可動域に影響が出てくるんだな。これが肩こりの原因になる。
じゃあインナーを着こまずにコートでも羽織ればいい。コートさえ脱いでしまえばいつもの軽やかな着心地のジャケットスタイル。でも通勤時にはコート着てるよね、電車で吊り革を掴むにもコートのおかげで腕を上げにくい。これまた肩こりの原因になる。
ニットベストは肩コリになりにくい！ 脚長効果も！
ここでニットベストの登場だ。ニットベストをシャツの上から着てジャケットを羽織る。ベストって袖がないよね？ 腕の付け根に布が重ならないから、腕の可動域への影響が少ないの。だから、肩がこりにくい。当たり前の話をしてるぞ。
そんで意外とあったかい。ジャケットスタイルで寒いのは、実は空いている胸元・正面のとこなんだよね。腕んとこは別に着こまなくてもそこまで寒くなかったりする。特にオフィス内では長袖のセーターを中に着てると暑いよな。
そしてお伝えしたいのが脚長効果。いやこれはセーターでも効果あるんだけど、ニットベストのほうが着ぶくれが少ないからよりスマートかなって話で。
ジャケットパンツスタイル、スーツスタイルで脚が短く見える人の原因は、トップスとボトムスの境界。つまり、シャツ・ベルト・パンツの領域。
ここを隠せば、実は脚が短い人でも脚の短さが気にならない。脚が長い人はこんなこと気にしなくてもいいんだけど。
だから、ニットベストとかを、パンツと同系色にして着てしまえば、簡単に短足ゾーンを隠せるわけですね。で、長袖のセーターよりも袖のないニットベストのほうが腕がぶくぶくしないからよりスマートに見えると。うん、そんなにエラそうに話す内容でもなかったかもね、すんません。
エクストラファインメリノVネックベストはなかなか買えない？
ユニクロの「エクストラファインメリノVネックベスト」は、現在では売り切れ状態。俺が買ったのが2022年の10月下旬だから、そりゃあもう在庫がなくても不思議じゃないね……。
でも発売当初も近くのお店では見かけなかった。だから通販で買ったよ。レビューのコメントを見ると「ワイシャツの上に着るにはピッタリのアイテム」「冬にはこれがないと寒いので必需品」「品質がよく、長く着れる」と高評価ばかり。地味なアイテムかもしれないけど、満足度が高い。
だけど再入荷がない。なかった気がする。個人的にはもっと在庫を作ってもいいと思うんだけど。売り切れてる現時点でも価格（2,900円）が落ちてないことからも、セールにかかる前に売り切れたことがわかる。ちょっとしたレアアイテムだと思う。
だからメルカリとかで見つけると、買っとくのをおすすめする。ウール100%なのに洗濯機で洗えるから、中古でも一発洗えば気持ちよく着られるはずだ。そんで、コメントにもあったように長く着られるから損はないんじゃないかな。
次のページでは、気になるサイズ感と着心地をご紹介します。よかったらご覧ください。