午前中の活動時間が増えることで上がる自己肯定感
午前中の活動時間について、サーカディアンリズムとか、ホルモンバランスの観点でメリットを挙げている識者?の方々がいらっしゃるが、そのへんの話はよくわからんので実感ベースで話をしたいと思う。
俺は、自分のことを勝手に夜型人間だと思っていた。残業中のほうが同僚たちに声をかけられなくて仕事がはかどると思っていたり、夜遅くに部屋の片付けをし始めたり、夜のほうがパフォーマンスがいいと思っていた。
でも、そんなことはなかった。ただ、夜遅くにならないと自分の時間を持てていないだけの話だった。
午前中の業務時間が増えることでけっこう驚いたんだけど、仕事のパフォーマンスが上がった。具体的に書かないと説得力ないんで少し書かせてもらうと、自分で作る企画書とか資料って、作った翌日に見てみると「なんだよこれ……」って不備に気づくことが多い。これはあるあるだと思うんだけど、そっから修正するよね。
修正してたらいつの間にか昼になってて、昼食に入る。昼食を済ませると、やる気が起きない。食ったから眠くなったり、身体が消化にエネルギーを使っているのかだるい。これもあるあるだよね?
でも、業務開始時間が早い、午前中の業務時間が増えると、昼に入るまえに修正作業が終わるようになった。午後は全く別のタスクに取り掛かれる。気がかりがなくなり会議もすっきりした気分で入れるし、外出するときも心が軽い。戻ってきたら資料を作ったりとかするんだけど「今日書くだけ書いて、明日の午前中に仕上げられる」という意識が働いて、業務の手離れがよくなる。残業を必要以上にせず、さっと帰るわけだ。帰ってまた自炊するわけよ。
このサイクルが完成したのは、すごくよかった。俺はテキパキしてんだぞという自己肯定感に繋がった。いやほんと、テキパキしているんだから仕方ない。仕事ができるってこういうことなのか、と。
早起きすると余裕で風呂に入れる
風呂入ったり、シャワー浴びたり、平日の入浴ってマジで億劫だよな。風呂に入らず眠っちまいたいよな。夜飯なんて食べちまったらもう、風呂に入るのなんてしんどくてたまんないよな。帰宅すると、以下の選択肢が浮かぶ。
A. 風呂に入ってから飯を食うか
B. 飯を食って風呂に入るか
これまでは、だいたいBのパターンだった。自炊もせずに、なんなら家に帰る前に外食で夜飯を済ませる。そしたらもう入浴なんか二の次にして、歯でも磨いて眠っちまいたくなる。朝起きてシャワーでも浴びればいいじゃん、みたいな流れだ。
ここで早起きの効果が顕著にあらわれる。これはけっこう大きな変化だった。
早起きして早い時間に仕事を済ませて、さっさと家に帰る。自炊をするようになったから、作り置きがある日もある。すると余裕でAのパターンがとれる。風呂あがって昨日つくったカレーなんかをあっためて食べれば、風呂と飯のタスクは楽勝でこなせる。
Bのパターンもいける。飯を食って風呂に入るのが億劫になっても、腹具合が落ち着いたあとも時間はたっぷりある。
平日の風呂めんどくさすぎる問題は早起きで解決する。同時に昨日風呂入らなかったから朝シャンしなきゃいけない問題も解決する。
入浴のストレスから解放される、解放されるっていうか乗り越える、こなすっていう感覚だろうか。「俺ってちゃんとしてんなー」ってほんとに思えるようになった。これって……自己肯定感ってことでいいかな……?
あと、自律神経のバランスもよくなったように思う。それは、眠いと感じているときに快適に眠れるということが大きい。風呂というタスクが残ったままベッドに入るあの罪悪感は、気になることが頭に残ってリラックスできない。ちょっとした興奮状態を残した感じだ。交感神経?ってやつがまだ働いている感じだ。
風呂に入っているとそのへんの気がかりもなくなる。で、リラックスしている。なんか副交感神経の働きでリラックスするみたいな話を聞いたことがあるけど、それを意識できた気がする。なんかスイッチみたいに交感→副交感神経っていう切り替わりを感じるんだよ。フッと替わる感じ。
【結論】早起きするようになって自己肯定感が上がった
以上、早起きして自己肯定感が上がった体験談だ。「早起きは三文の徳」を盲目的に信じるんじゃなくて、けっこう具体的・実践的な観点で、早起きのメリットを伝えられたんじゃないかな……? 大丈夫かな。
今度の機会に、休日編についても書こうと思う。休日は昼まで寝る男だった俺が、早起きするようになってから何が変わったかについては、ちょっとこれ、伝えたい話があるんだな。書いたらこの記事にリンクを貼るようにします。