男の全身脱毛はPanasonicスムースエピES-WG0A-Hが最適解!? 医療脱毛通いやめました

Panasonic(パナソニック)の光脱毛器「スムースエピ」。いつからか「スムースエピ」という商品シリーズ名がついていたが、10万円超えの機種「ES-WG0A-H」の効果が高いと評判だ。2023年5月の発売当初は、高額な部類の家庭用光脱毛器なので手を出さない人が多いだろうと思っていたが、レビューの数を見るにけっこう売れてるぽい。

評価も総じて高い。以前発売されていた機種も評判がよく、「ES-WG0A-H」の発売を機にマイナーチェンジして発売されたが、それを超えるパワーと手軽さだという(もちろん値段も)。

スムースエピ「ES-WG0A-H」の効果についての俺の感想は、結論、永久脱毛はできないが、ワンシーズンは毛が生えてこなくなるので、もう医療脱毛に通わなくていいや、である。俺は男性だけど全身脱毛経験もあり、ヒゲの医療脱毛にも少し前まで通っていた。が、トータルのコストを勘案してクリニック通いをやめ、今後は家の中で「ES-WG0A-H」を使っていくことに決めた。

それでは、スムースエピ「ES-WG0A-H」のレビューをしていきます。

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家庭用脱毛器って医療脱毛と比べてどうなの?

まず、家庭用脱毛器って効果あるの?という疑問。実は俺も家庭用脱毛器を使ったことはなかった。

家庭用の脱毛器は、おもに光脱毛という方法をとっている。クリニックでおこなうレーザー脱毛に比べると威力は落ちる。レーザー脱毛の痛みと比べると、家庭用脱毛器の痛みなんて “屁(へ)” みたいなもんだ。そのためか「永久脱毛はできない」「抑毛にとどまる」という見方がされている。なのでゴリラクリニックに通っていた俺にとっては、家庭用脱毛器など必要のないものだと思っていた。

しかし、脱毛クリニックに通うのは面倒で、何よりお金がかかる。照射を年単位で継続していたらあっという間にお金がなくなるので、結局、顔以外の部位は3回しか照射しなかった。顔面の照射だけは継続していたが、10回以上通ってもツルツルにはならず、当初よりはだいぶ減ったからもういいかな、通うのやめようかなと思っていた。そんで、ケノンとかPanasonicの光脱毛器の評判の良さもちらほら聞こえていたから、家庭用脱毛器に乗り換えようと思うこともあった。

とはいえ、家庭用の脱毛器も安くない。一時期、YouTubeなどでもレビュー動画がけっこう出ていて、なかなか効果がありそうだった2022年発売の「ES-WP98-N」(スムースエピ「ES-WG0A-H」のひとつ前の機種)の購入を検討していたけど、当時は7万円くらいした。7万円あれば、部位を限定すればクリニックでの施術を数回は受けられる。まぁ迷うところだよねってことで見送っていた。

このあとくわしく書くけど、いったん、クリニックでの医療脱毛と家庭用の脱毛器との違いを表にまとめてみる。家庭用の脱毛器は、昨今の出力高めの脱毛器であることを前提にします。

医療脱毛家庭用脱毛器
永久脱毛できる
・10回以上は通う必要あり(俺のヒゲは10回ではツルツルにならなかった)
できない
・毎週やってれば部位によってはほとんど生えてこなくなる(個人的にはこれくらいで十分)
痛み痛い
・ヤグレーザーは特に痛い
・濃い部位はとくに痛い
・刺激が強く腫れる。軟膏塗ってもらう
痛くない
・無痛ではない
・濃いところに出力最大でやると痛い
・腫れない。一応終わったら保湿
価格高い
・全身で回数重ねると余裕で100万円超える
安い(医療脱毛に比べれば)
・購入時の初期投資7~10万円はかかる
手間面倒
・通わないといけない
・施術士がやってくれる
・施術前に要剃毛
楽ちん?
・家でできる
・自分で照射しないといけない
・施術前に要剃毛
頻度8~12週に1回3日に1回→週に1回→月に1回
だんだん減ってくる

こんな感じだろうか。なんとなく家庭用脱毛器の実力がわかってもらえるだろうか? 正直、けっこう効く。あとは剃毛したり自分で照射したりと、それなりの手間は覚悟しておいてほしい。買ったあとにめんどくさくてやめましたってならないように、ちょっとした心構えは大事ですよ。

スムースエピ「ES-WG0A-H」は何が画期的だったのか?

さて、スムースエピ「ES-WG0A-H」について、俺なりに魅力を感じたポイントを解説したい。

出力の高さ(男性のヒゲ・ワキにもいける)

第一に挙げたいのがパワー。Panasonicの脱毛器(光エステ)のなかでは、最高出力(2024年3月時点)。通常の5段階のパワーの上にさらに強い「ハイパワーモード」がある。ハイパワーモードは、濃いヒゲやワキの毛に使用するとより高い脱毛効果が期待できる。

実際にハイパワーモードでヒゲに照射してみると、照射した直後に少し焦げくさいニオイがするほど。医療脱毛のレーザーで焼いているときに近いニオイ。かなり効いている感がある。

通常モード5段階中5の状態。氷の結晶のマークは冷却装置の出力でハイパワーモード時には3つ表示が並ぶ

このハイパワーモードではなく、通常モードの5(5段階のなかで最高)でもけっこう効く。腕や脚は、通常モードで十分効果が期待できる。

刺激の少なさ(肌が荒れない)

Panasonicも謳ってるけど、スムースエピ「ES-WG0A-H」は家庭用脱毛器のなかでも刺激の少なさが特長。「スキンプロテクト冷却」っていって、肌に密着させる照射ランプの周辺の部位が冷たくなるんだよね。

医療脱毛でレーザーを照射されるときも、ジェルを塗ったり、照射と同時に機器から冷気が噴射されたりと、肌を冷やしながら照射をするから「冷やす」手法は推奨されているっぽい。そして、この冷却装置を家庭用脱毛器で実装しているのが「ES-WG0A-H」。冷却することにより肌の刺激を抑えられるため、照射の出力を高められるって寸法のようだ。

使う前は、そんなん気休めでしょうがと思っていたけど、思いのほか効果を感じた。たしかに、冷却されることによってか使用後に赤みが出にくい(敏感肌の方は出るかもしれない)。医療脱毛でレーザー当てた日なんて、真っ赤になるし顔面の場合はしっかり腫れる。「ES-WG0A-H」の場合はそんなことまったくない。まぁ、クリニックのレーザーの威力ってどんだけだよって逆に思わされたけど。

ちなみに、ほかのメーカーの家庭用脱毛器ではアイスノンか何かで冷やしながら使うといい、みたいなことを書いてたりもする。そんな面倒なことはしたくないよな。その点、「ES-WG0A-H」は安心だ。とはいえ、毛を剃ってレーザーを当てるってことだからそれなりの刺激が一回の照射には伴う。そのため、使用後は化粧水か何かで保湿することをおすすめする。肌のトラブルを防ぐってのもあるけど、より肌をなめらかにする効果も期待できるはずです。

照射にかかる手間の少なさ

医療脱毛だと施術士の方がやってくれるんで感じにくいのだが、いざ自分でやってみると照射作業の手間ってデカい。そこで求められるのが、一発あたりの照射面積の広さと照射インターバルの短さ。「ES-WG0A-H」は、そのへんがかなり追求されている気がする。良い点を箇条書きすると……

  • 肌にあてるだけで照射。一回一回ボタンを押す必要などない
  • 一回ごとに照射にかかる時間の間隔は数秒。部位を移動するころにはチャージ?される
  • スピードモードあり。出力は落ちるが毛が薄い部分にはこれで十分。

ちなみに、ハイパワーモードに設定するとインターバルが長くなる。だから俺は、基本的には通常モードのパワー5(5段階中の最高出力)、ヒゲやワキはハイパワーモードで照射してる。

以上である。次のページでは、脱毛効果のほどを部位ごとに説明したい。

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この記事を書いた人

1990年生まれ。サラリーマンの男。神奈川県在住。
思春期のころ、肌や毛のトラブル(?)に悩まされ、振り返ればコンプレックスを抱えた青春を送ってきた。そのせいか自意識過剰になり、さまざまなスキンケアや毛のケアを試してきた。似たような悩みを持つ人たちの助けになれればと思っています。好きなものはメラノCCとユニクロと無印良品。

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