ボコボコとした毛穴の鼻、俗にいう「いちご鼻」というやつ。思春期に、角栓を引っ張り出すのが楽しくて、毛穴パックやピンセットでほじくりまくった末路だ。このいちご鼻、後悔したときにはもう遅い。一生つきまとうことになる。俺も、このいちご鼻をなんとかしようとしていろいろ頑張った。そのなかで、誰もが藁にもすがる想いで手を伸ばす「オバジ(obagi)」。その最高級ライン「C25セラムネオ」を実際に、毛穴ボコボコの俺が使ったレビューを、今日はお届けしようと思う。
「オバジ(obagi) C25セラムネオ」はいくら?
「オバジ(obagi) C25セラムネオ」は、ぶっちゃけ高い。税込みで1万1000円だ。メラノCCが10本くらい買える。同じメーカーから出てるので、上位互換だと考えていい。
ちょっと前までは「C25セラムネオ」は存在せず「C20セラム」が一番高かった。これがいま税込みで8800円。これも高いよな。
そこで、中位に位置する「C10セラム」が注目される。こういう美容液は、ケチケチ使うと効果も薄いし、長いこと使うことに意味があると言われている。そんな要望に応えてきたのが「C10セラム」である。こちらは税込みで4400円、ニーズに応えてかラージサイズもあり、通常版の倍以上の容量で税込み7700円だ。
俺は、上記にあげたC10・C20・C25、どれも購入して使ったことがある。
ちなみに、定価で買うのは賢くないので、通販で少しでも値引きされているものをおすすめする。国内の商品なので並行輸入というものはないが、多少は値引きした状態で販売される。
そこに不安を感じるのなら、ドラッグストアで買うといいが、ポイントが10倍になる日などを狙うべきだ。決して、どれも安い買い物ではないからね。
「オバジ(obagi)」C10・C20・C25の効果の違いは?
濃度が明らかに違うので、その分、効果が異なってくる。それに合わせて、C20・C25は刺激(オバジには独特のピリピリとした使用感がある)を抑える成分が配合されているという。
たしかに、C20・C25を使っても、C10と比べて顔が赤くなるようなことはなかった。まぁ、どの商品も目に入ると沁みるので、多少の刺激はあるのだろうが、ビタミンC系の美容液にはつきものだ。
それでも、肌が敏感な人は赤みや肌荒れを起こすらしい。だから、最初はコスト的にもC10あたりを使うのがいいし、だめだったらメラノCCを使うことをおすすめする。
効果の違いだが、濃くなればなるほど、肌のきめが整うような実感はあった。なお、肌のきめが整う、毛穴の黒ずみが目立たなくなる、は共通の効果だったので、どれを買っても効果が期待できるだろう。
わかりやすいところで言うと、鼻の表面のざらざらは緩和される。つるつるした触感になる。角栓が少し出っ張っているために、鼻の表面がざらざらすると考えると、角栓の発生をとどめてくれている、ということなのだろう。
で、ObagiC25の効果のほどだが、けっこうある。ボコボコ毛穴がすぐ治るわけではないが、黒ずみは塗って寝た翌日になると目立たなくなる。毛穴の引き締め効果も大きいようで、1ヶ月も使えばボコボコもわずかに小さくなった。しかし、ボコボコがなくなるには至らない。長いあいだ使うともしかすると……?と思うが、すまない、この高い美容液をそこまで長く使うことはできなかった。
俺の場合は赤く腫れることもなく、刺激も許容範囲だった。お金のある人にはぜひ、年間で使ったレビューをしてほしい。効果は大きそうだ。
【結論】obagi C25は毛穴に効く! でも高すぎるから継続するならC10か
オバジはたしかに、メラノCCなんかと比較すると即効性はある。ただし、その状態を維持するには続けて使用する必要がある。使い続けることで、改善した状態を維持し、その状態が維持されることで、もともとの鼻の状態がゆっくりと改善することが考えられる。
スキンケアは、基本的に継続することが大事だ。保湿にしろ、シミ対策にしろ、一朝一夕ではどうにもならないのだ。オバジにも、それを期待してはいけない。
しかし、使い続けることで1年、2年後に、使わなかったときと比べたときの肌のコンディションは大きく差がでることだろう。長期的な視点で、どのオバジなら継続して使えるか?がポイントになる。
オバジC25を使って、たとえば半年で改善したとして、費用面を考慮して、そこでやめるのか?
オバジC10を使って、1年で改善したとして、維持費に問題がないので、その先もずっと使い続けるのか?
ここが、オバジC10が評価されている理由だと俺は考える。つまり、継続しやすくて、かつ効果が期待できる。総合的なコストパフォーマンスが高いのは、やっぱりオバジC10だ。
結局、obagi C10を褒める記事になっちゃいました。すみませんねぇ。
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