春や秋になると、軽めのステンカラーコートが欲しくなる。最近はスプリングコートって言わないのかな? そして、意外と着る機会が少ないことに気づく。でも欲しくなるから不思議だから手元に置いておく。ということで、今回は春に着られるステンカラーコートの中から無印良品の「撥水ステンカラーコート」(メンズ)を紹介したいと思う。実際にXSサイズ、サンドベージュを買いました。(注:2024年時点のラインナップではサンドベージュがなくなっているようです)
※2023年3月執筆の記事です
着丈が長いステンカラーコートがトレンド?
ステンカラーコートは、実はここ最近のトレンドだったりする。量感たっぷりでボリュームのある感じで着るのが秋冬でも流行ってた。若者からおしゃれな中年まで男女問わず着ているのを街で見たから、けっこう売れたんじゃないだろうか。
春になると、ベージュのステンカラーコートがどこの店にも並ぶ。ユニクロとかでは、パッカブルだったりライニングを追加できるアイテムだったりというバリエーションのアイテムも出していた。
で、実際にユニクロでステンカラーコートを試着してみる。「3WAYステンカラーコート」ってやつと「ポケッタブルハーフコート」ってやつだな。どっちもラグランスリーブ。
「3WAYステンカラーコート」は12,900円と、ユニクロにしては高価格の部類に入る。インナーベストつきということもあり、まぁ仕方ないかというプライシング。生地もしっかりしていて色もいい。コットンぽさは抑えてある印象でモダンでクリーンに着られる感じだな。
そして、着丈が長い。正直、170cm前半の俺がSサイズを着るとルーズな印象がややある。トレンドっぽさは押さえられているが、俺はもう少し小さいサイジングがいい。とはいえジャストサイズが欲しいわけでもない。言いづらいけど、普遍的な感じにしたいんだよ。なので、XSサイズが欲しいんだけど、現時点(2023年3月上旬)ではXSサイズだけが売り切れている。俺と同じ発想の人間が多いんじゃないだろうか。高いってのもあって、購入は見送った。
「ポケッタブルハーフコート」は、ハーフというだけあって着丈が短め。けっこう膝上で、もう少し長くしたい感じだ。しかし、サイズを大きくすると袖が余る。袖をまくって着ればありってかんじだけど、グレーディングの都合で中途半端なシルエットだった。
生地はそんなに安っぽくないんだが、やはりポケッタブルなので薄めである。そんで、襟が小さくて低い位置にあるように見える。顔が大きく見える感じかな。価格はこなれてたんだけど、俺には似合わなかったので見送り。
無印良品の店舗で「撥水ステンカラーコート」を試着
次に無印良品に向かった。「撥水ステンカラーコート」のSサイズを着てみる。
着丈はユニクロの「3WAYステンカラーコート」と同じ96cm。長いね。生地はコットン感がかなりある。実際はポリエステル70%+複合繊維(ポリエステル)30%の組成なんだけど、かなりコットンぽさがあるツイル織。無印良品らしい、オーガニックな雰囲気ともいうのだろうか。かといって、ペラペラではない。悪くは、ないかな。
シルエットはルーズ。Sサイズだとビジネスカジュアルにはちょっと合わない。じゃあXSサイズを着てみようかな……と探したけどXSサイズは店舗にはなかった。無印良品のECサイトで店舗在庫を調べたところ、XSサイズを置いている店舗を見つけることができなかった。XSはWeb限定ってことなの……?
そしてユニクロにはない無印良品のステンカラーコートの特長はベージュのバリエーションが2種類あるということ。サンドベージュとライトベージュだ。どちらもユニクロの「3WAYステンカラーコート」に比べると彩度は低めで、サンドベージュはより彩度が低い感じ。
結局、サンドベージュのXSサイズをECで購入した。サイズに関しては半分賭けだったけど……。次のページで、しっかりレビューするぜ!