ALDEN(オールデン)のローファー「99267」 日本人向けラスト×カーフの魅力|男の新定番ローファー探訪 第4回

オールデンのローファーのサイズ感・履き心地(ゴム底はある?)

百貨店にはゴム底のモデルが見当たらなかったけど、たぶんあるよね? この時点で前提を無視しちゃって申し訳ないけど……なんかいろいろカスタマイズありそうだし、俺が見つけられなかっただけだと思うけど、今回は革底のやつを履いた。(※スエードのモデルだとゴム底のものが売ってるみたい)

Dワイズなので、REGALの靴みたいに横にぼてっとしない、でもコバでボリュームが演出されているので、履いた感じのバランスはすごいいい。ワイズはこれ、日本人向けでいいんじゃないかな。小足の俺でもばっちりだった。ヒールカップのフィットも悪くない。しっかりホールドされる感じとまではいかないが、ちゃんと引っかかるぞ……!

日本人向けの木型を使ってるんだって? 履き口がせまく、というか甲に当たる面積を広めにとってるらしいので、カパカパしいくい。いや、想像以上に履き心地がよかった。矯正靴のノウハウが活きてるってやつなのか? 日本向けの対応ってやつが、実はうまくハマってるのか?

本国のカタログを見るとC,D,Eのワイズが選べるみたいだった。日本で対応してるところあるのかな?

サイズは普段の足のサイズは24.5なんだけど、6でキツめ、6 1/2でややゆるめ。ローファーには、購入時点でジャストフィットはないと思ってるんだけど、厚めの靴下で6 1/2で俺の場合はジャストフィットかな。

アウトソールについては、今回は革底だったからかもしれないけど、薄いのでけっこう足の裏にくる印象。ゴム底だったらちょっと変わるんだろうけど。うん、すみません、評価できていませんね。ここのくだりは無駄かもしれません……。でも、ひさしぶり革底の靴履くと、いいね。足音も、地面に触れる独特の感じも。

購入は見送ったが…めっちゃ欲しい!

購入は見送った。やっぱり11万円以上したのでポンと買えるもんじゃなかった。当初の狙いのラバーソールはなかったし。あと、モカの仕様がちょっとアメトラ感が個人的に強いって思っちゃって、汎用性のとこで、少し難しいかなーと思って……とか言って、後々買うローファーはこのタイプのモカ縫いなんだけど。

なので、試着が終わって他のローファーを買ったあとに、オールデンのローファーのことがめっちゃよぎった、てかいまもめっちゃよぎってる。ちょっと別のローファー買って後悔してる。

たぶん、百貨店にゴム底の99267があったら、買ってたな。ラバーソールあんのかね? どこに惚れるかっていうと、全体的にほぼ満点なんだけど、履き心地なんだよね。三陽山長の「弥伍郎」も抜群に履きやすかったんだけど、オールデンのローファーはなんか別の角度で履きやすさを追及してる。ラストも日本人向けらしいし。

いや、革底でもかまわん。個人的にはJ.M WESTONの#180より惹かれるもんがあった。モカのデザインとか、こだわるところは本来そこじゃない(?)。そういうことに気づかせてくれた一足でした!