コスパ最強とかいう言葉は使いたくないけど事実だから仕方ない。大人の男の整髪料といえば……俺の場合は一択で「LUCIDO（ルシード） ヘアクリーム 」だ。これまで、いろんな整髪料を試してきたけど結局これに落ち着いた。おすすめポイントは、安い・多い・髪がキレイに見える・自然にまとまる・匂いがない。かれこれ5年くらい使ってる。
男性向け整髪料に求められるもの
中学生とか高校生のころ、男子たちのあいだで決まって話題にのぼるのが整髪料の話。俺のころはUNO（ウーノ）とかGEREID（ジェレイド）とかの、やたらカラフルなパッケージのヘアワックスが流行ってたなー。おしゃれなやつはNAKANO（ナカノスタイリングワックス）を使ってた。
あのころ、整髪料に求めていたのはどれだけ髪をつんつん立てられるか、あとは匂いかな。それとマットなのか艶があるのか、ってのがポイントだった。中高生でおしゃれなパーマあてるやつとかはなかなかいなかったしロングにするのも難しかったしで、短い髪の毛でできることって限られてるからな。
大学生とかになってくると、髪を立たせる目的で整髪料を使うやつは減ってくる。髪も伸ばせるしガンガン染められるからな。そうなると、求められるのはどれだけ自然に髪をまとめられるか、ボリュームを出せるかって感じかな。整髪料は毎日つけるんだけど、なんとなくつけてないと落ち着かない、落ち着かないのはつけてないと前髪を分けにくかったり、ぺちゃんこになるから、といった理由からか。
社会人になると、さらに整髪料をつける理由がぼんやりしてくる。残る理由は大学時の延長で、髪をまとめる、ボリュームを出す、というところになってくる。もうヘアワックスみたいに局所的に髪を立たせるためなんかには使わない。じゃあ、そんなにこだわらなくていいんじゃ……と思ってる人もいるんじゃないだろうか。
男性向けの整髪料は（無駄に）高い
SHISEIDO MENだったり、アウスレーゼだったり、TACTICSだったり……例に挙げたのがぜんぶ資生堂で申し訳ないけど、大人の男性向けの化粧品に、プチプラという概念は薄い。美容に関心のない男たちに精悍なイメージと合わせてふっかけているのか、金持ちの奥様が旦那様に、っていうところを狙っているのか、どこか釈然としない。
ちなみに俺は、先に挙げたブランドの整髪料はぜんぶ試した。特長としては、香りがいい。好き嫌いは分かれそうだけど、渋くていい匂いだ。整髪力はいろいろ、クリームやリキッドなどがあり、クリームはしっとりして使いやすい、リキッドは何だか手に取りにくくてべたべたするけど、パリッと決まる。悪くない。
しかし、顔に触れるとちょっと荒れた。赤くなったりニキビができたりした。俺は比較的敏感肌ってこともあるけど。あとは、手についたらちょっと落としにくい。
正直、肌に優しいとか使い勝手がいいみたいな理由では勧められない。ちなみに、productみたいな肌へのやさしさを謳っている整髪料もあるけど、高い。50gも入ってないのに2,000円くらいする。容器は瓶で、手に取りにくい。
おすすめの男性向け整髪料はワックス？ クリーム？ スプレー？
これは好みによると思うけど、個人的にはクリームだ。
ワックスは指でちまちま手にとって、髪に部分づかいするイメージだ。俺の場合、毛量が多いということもあるが、時間がかかって仕方なかった。しかも落ちにくい。シャンプーも2回しないとすっきりしないって感じだ。
次はスプレー。これは前髪をガチっと固めるのに重宝していた。固めてしまえば動かないから楽だ。毛束をつくるのにもけっこうよかった。しかし、スプレーは噴霧しなければならないので顔に付着したりして不快だった。結局、スプレーを手につけてそれを髪に伸ばして使っていた。そして、ガチっと固まるだけのことはあり、洗っても落ちにくい。
で、おすすめのクリームについて。ちなみにチューブ型がいい。手にドバっと出して、それを髪に撫でつける。これだけだ。気に入っているのは、洗えば落ちやすいという点だ。あと、比較的低刺激なものが多い気がする。これは商品によると思うけど。
次のページで、俺が選んだ最強の整髪料の魅力をしっかり語らせてもらうぜ。結論、「LUCIDO（ルシード） ヘアクリーム」なんだけど。
