ヒゲ脱毛の結論「悩んでいるならなるべく早くやるべき！」
そんなこんなで、ゴリラクリニックに通い始めた俺。
初回、ヒゲを剃ってクリニックに行くと、麻酔の有無について聞かれる。一回3,000円の笑気麻酔というガス？を吸って眠くなって傷みを感じにくくするやつだ。
なるべく節約したいので「とりあえず無しでお願いします」と伝えた。「我慢できなくなったら途中からでも大丈夫なので言ってくださいね」とスタッフが親切に案内してくれた。そっか、なら安心だ。
実際に、脱毛が始まる。メディオスターという機械だ。もう何度も通ったから、医療機器の名前も覚えてしまった。ヒゲが生えている部位にあてて光を照射するんだけど、ヒゲに反応して「ピピピピピピピピピ！」と連続した音がなる。ヒゲが濃く密集している部分ほど反応する。
痛い、熱い……しかし、耐えられないほどではないぞ。「大丈夫そうです」と伝え、施術を続けてもらい10分もかからなかった。終わると、照射した部位は赤くなっており、ヒリヒリした感覚が残る。
炎症止めの軟膏を塗ってもらい、当日は激しい運動やお風呂に入らないよう、告げられる。そのとおりに過ごして、翌日にはだいぶ治まっていた。
数日たつと、照射した部位の青ヒゲっぷりが濃くなっていた。なんでも、照射して熱で膨張したヒゲが表皮に出てきて、濃く見えるのだとか。そして、この間のヒゲは妙な柔らかさのため、剃りづらい。
それから数日立つと、ヒゲがぽろぽろと抜け始める。照射から10日間後くらいかな？ 「すごい！ 脱毛してる！」と感動したものよ。抜けたあとの肌は、本当にツルツルしていた。これまた感動だ。
毛が抜けて1カ月くらいは、照射した部位のヒゲは生えてこない。すごい……。とはいえ、毛周期というものがあり、毛は生えるサイクルが複数あるらしく、脱毛できたのはそのサイクルのなかの一時期のもののみなので、待機しているヒゲがまたすぐに生えてくる。一回じゃ効果がない、というのはこのためだ。
これを6回繰り返す。およそ、2年弱だろうか？ ほほとアゴの縁のヒゲは本当に生えなくなった。手入れがすごく楽になったし、顔色も明るくなり、何より肌がきれいになった。カミソリをあてる回数も減ったし、ヒゲが生えている毛穴が炎症してニキビができたり、というのもなくなったからね。この効果は感動的だ。
ただ、口とアゴの間のヒゲはあまり薄くならなかった。いや、相当脱毛できているのは間違いないのだが、想像以上にこの部位のヒゲが濃く、多かったのだ。確実に、脱毛前よりは減っている。なので、現在もこの部位の脱毛に通っているというわけだ。6回のコースを終えると、1部位1回1万円くらいで脱毛は継続できる（ゴリラクリニックの場合）。
このヒゲ脱毛を高校生や大学生のころから始めておけば……もっと自分に自信をもって青春時代を送れたはず。脱毛の効果を実感して思ったのは、これからのことよりこれまでのことだった。それくらいあっけなく、ヒゲ脱毛は俺の悩みを解消してくれたのだ。
（何度も言う）悩んでいるなら、なるべく早くヒゲ脱毛するべき
先の章に書いた通り、悩んでいるなら早くやるべき。これはマジだ。そして俺は、実はヒゲだけでなく身体の脱毛も始めた。これも、長年の悩みを解消してくれたし「早くやればよかった」としか思わない。
身体の毛深さの話も、別の記事として書かせてほしい。悩んでいた思春期のころのくだりを書くのが、なんだか楽しいのだ。ヒゲの悩みと、少し違ったりするからそのへんもよかったら読んでみてほしい。
