中学、高校、大学と、男子がもっとも女子の目を気にする時期だと思う。特に、肌の悩みやファッションに悩まされている男子は、必死に足掻くはずだ。だが、多くは間違える。30歳に突入した俺……あのときの後悔を若い君たちにも味わってほしくない。「もっと早く知りたかった」「あのときこれ買っときゃよかった」を、伝えさせてくれ。
鼻の角栓をピンセットでほじくりまくった末路
鼻の角栓、すごい気になるよな。はっきり言って気持ち悪いよな。自分でも気持ち悪いと思うくらいだから、異性からみたら、もっと気持ち悪いと思われるはずだ。俺も、10代のころ自意識過剰だったから、めちゃくちゃ気にしてた。
俺は、他の男子に比べてニキビもできやすく、毛穴も詰まりがちだった。肌質、体質の差で、こんなにも清潔感が違ってくることに、神や親さえも恨んだものだ。だって、圧倒的にモテのハンデがついちまうから。
だから必死でいろんな美容法を試した。メンズビオレの毛穴パック、スクラブ洗顔、そして、最悪だったのがピンセットで毛穴の角栓を引っ張り出す行為だ。
角栓をピンセットで引っこ抜くの、めっちゃ気持ちいいよな? ぶっちゃけ、大人になった今でもたまにやってしまう。しかし、若いころからこれを習慣化しちまうと、その毛穴はもう閉じなくなってしまうんだぜ?
俺は、肌がキレイだからこのブログを書いているのではない。今の肌になってしまった後悔から書いているんだ。俺の鼻の毛穴は開きっぱなしだし、角栓はだいたい詰まっている。もう、詰んでるわけだ。
だからあのとき……俺がやめておけばよかったこと、やっておけばよかったことを今からここに書く。よーく覚えといてくれ。
毛穴パックは危険! しかしそれはアフターケアを怠った場合
毛穴パック、すげー気持ちいいよな? すっきりした感じするよな? しかし、使い方ひとつで、毛穴を最悪のフルオープンにしちまうアイテムなんだぜ。
あれ、乾かしたあとにはがすよな? そして、終わったらさっと鼻を洗って放置してないか? それ、最悪なんだぜ。説明書にも書いてるけど、ちゃんと保湿しないとカッ開いた毛穴がカラカラに乾燥して「保湿しねーと!」って鼻側が察知して、さらに皮脂出てどでかい角栓のカウンター喰らうからな?
だから、おわったら肌についたパックの残りカスみたいなのをとってから、化粧水を塗って、乳液を塗らないとダメ。化粧水だけでもいいが、化粧水の上に油分張らないと、その水分がいつのまにか、すっとんじゃうからな。
逆にいうと、しっかり保湿さえすれば毛穴パックやりまくっていい、って思ってないか? それもちょっと違うぜ。
毛穴パックって、角栓だけ狙い撃ちでつまみ上げてると思ってる奴いるかもしれんが、あれ、鼻の皮膚丸ごと持ってってるからな? ガムテープを鼻に貼って剥がすくらいのダメージあるからな? だから、ゆっくり剥がせって書いてるんだけど。それでも、痛いよな? つまり、そういうことよ。終わったら、鼻が赤くなるじゃん。腫れちゃってるんだよ。
毛穴の角栓は放置! 脂が出てきたらハンカチかティッシュで拭き取る
じゃあ、あいつら(角栓)は、ほっとくしかないのか? 結論、俺は大人になった今、マジでほっとけばよかったと後悔している。開きっぱなしのどでかい毛穴が、3つくらいある。見るたびに、つらくなる。
そもそも、角栓の原因になってる皮脂、こいつを食い止めようと思って行った処置が、だいたい間違ってたんだ。
正直、中学生当時の馬鹿な俺は、顔面全体にほとばしる皮脂をしょっちゅう「あぶら取り紙」で拭いていた。そして、保湿なんてろくにしてなかった俺の肌は、常に乾燥状態。乾燥すると、肌は水分を補おうと皮脂を出す。皮脂が毛穴に詰まる。角栓・ニキビの原因になる。このループにハマったんだ。
いま、10代の肌悩みにぶつかっている奴らは、化粧水はまだしも、乳液を塗ろうだなんて、絶対思わないよな? 俺もそうだった。だって、これ油じゃん。これ、毛穴に詰まるやつだろ? なんで顔洗ったあとにこれ塗んだろう?って。
でも、それが大間違いだったんだ。乳液は、マジで必要。内側から出る油と、外から塗る油は、全然違うわけよ。そして、化粧水のあとにこれ塗らないと、さらさらの化粧水だったら、蒸発してすぐに潤いなんて吹っ飛んじまって、また肌が皮脂出そうとするからな。
しかし、顔はテカる。どうしようもないほど、思春期の肌はテカる。皮脂を落として、パウダリーにしたくなるのもわかる。パウダーつきのあぶらとり紙とか、あったよな。でも、そんなことしなくてよかった。マジでやめとけばよかった。あれは、油分をとりすぎて、よくなかった。
あんなもん使わずに、ハンカチでとんとんと肌をたたけば、余分な皮脂だけ落ちる。なんなら、ティッシュでさっとふき取るくらいでいい。それくらいがちょうどいい。ティッシュでとると、思っている以上に油がとれておもしろい(ティッシュが半透明になる)。
あのとき「メラノCC」に出会っていれば……
メラノCCは、ガチだ。正直、今の奥さんに進められるまで使ったことなかったが、こんなすげーもんあるんだったら、10代のときに、誰か教えてくれよ……と喜びより怒りが勝った。
あれは、すごい。シミ対策美容液とかいうが、実際は毛穴の引き締めや、皮脂の抑制、さらに殺菌効果もあるから、ニキビ予防・治癒促進に使える。そして、抗炎症効果もあるから、ニキビ跡とかで腫れてるのも若干だが治まる。
ぶっちゃけ、10代の肌悩みのほとんどは、メラノCCで解決できていたと思う。たとえば、今回の角栓であれば、洗顔して、化粧水塗って、鼻にメラノCC塗って、薄く乳液塗って寝ると、翌日には黒ずみは目立たなくなっている(酸化が抑制されているのか)。
ビタミンCを肌に塗って日焼けすると、色素沈着するとか悪影響があるっていうけど、メラノCCにいたっては大丈夫だ。実際、俺も問題起きなかったし、そういう風に書いている専門家はよくいるし、たしかロート製薬のサイトにも書いてあったはずだ。
そして、めちゃくちゃ安い。プレミアムじゃないやつなら、1000円以下で買える。高校生でも中学生でも買える。当時俺は、メンズ化粧水とか洗顔料とか乳液とかあぶらとり紙とか、いろいろ金かけてたけど、ぜんぶ安物でよくて、この「メラノCC」さえ買っておけばよかったんだよ。
ということで、今回の「あのとき買っときゃよかったもの」は「メラノCC」だ。マジで、タイムスリップして中学生のころの俺に渡したい。肌トラブルに困っている思春期のお子さんがいる親御さんは、さっとこの魔法の美容液を差し出してほしいところだ。